〈海賊版〉の思想 18世紀英国の永久コピーライト闘争
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山田 奨治
2007
https://www.msz.co.jp/book/detail/07345/
はじめに
第1章 本の「海賊」と独占
「海賊」出版者ドナルドソン/ドナルドソン書店のカタログ/独占出版者ミラーの評判/一八世紀イギリスの司法/両者のいいぶん
第2章 コピーライトに群がるひとびと
コピーライト法ができるまで/「アン法」の中身/書店主たちの戦争/ドナルドソン、ロンドンへ/永久コピーライト派の勝利
第3章 一九日間の法廷闘争
ドナルドソンの戦略/闘いは上院へ/開廷/五つの質問/沈黙と大演説/逆転/ジョンソンの見方
第4章 スコットランドの「悪徳な知」の系譜
スコットランドの運命の石/イングランドとの合邦/教会と識字率/出版業の隆盛/詩人ラムジー/エジンバラへ/『優しい羊飼い』/ラムジーの貸本業/蔵書のゆくえ
第5章 現代への遺産
画家ラムジーのネットワーク/法律家たちの晩年/ドナルドソン書店のその後/裁判がもたらしたもの